ぽん酒の話 その4

日本酒試飲会
 平成13年10月25日に吟渓で「日本酒の試飲会」を行いました。うちで取り引きしている酒屋さん(札幌松倉商店)のご厚意で、40種類以上の日本酒を用意して頂き、また新潟の「美の川酒造」(社長の松本さん)、石川の「福光屋」(営業部長の品野さん)、北海道栗山町の「小林酒造」(営業の土本さん)にもわざわざ来ていただき、いろいろと日本酒の現況や動向・傾向などをお聞かせいただきながらの試飲会でした。ここでは、その時の様子をお伝えします。
 
試飲会の様子
 試飲会は午後2時の開始でしたが、沢山の日本酒を目の前にすると、どれから飲んで良いのか分からず、はじめに日本酒と利き酒についての簡単なレクチャーを受けてから、試飲開始となりました。試飲会には近隣ペンションのオーナーを中心に13名の参加があり、それぞれが自分の好みに合った日本酒を探すべく、試飲を繰り返していました。始めのうちは、利き酒のために用意されたバケツの中に吐き出しながらの試飲でしたが、やがては吐き出さずに、じっくりと味わってしまう人が、大半でした
美の川酒造コーナー

 美の川酒造の松本社長さんは、自前で2種類の酒燗器を持ち込んで、日本酒の色々な飲み方の提案をされていて、日本酒を飲むための雰囲気作りをアピールされていました。飾りに使っていた手作り松茸には驚きました。(何と!ティッシュペーパーから松茸が出来てしまうのです。) 日本酒の味わいが温度や器の違いによって様々な味わいを醸し出すと言うことを知り、オーナー達はしきりに感心していました。


松本社長作の松茸

 小林酒造さんからは、北海道産の日本酒についてのPRと、北海道のお酒は昔と違って今はおいしくなっている話や、道産酒造好適米「吟風」を使った酒造りが盛んになってきている話などを聞くことが出来ました。

 福光屋さんからは、若者向けの「Jボトル」というお洒落なビンに入った日本酒や「加賀鳶」・「黒帯」が紹介され、洋風の料理を出すペンションが多いことを意識してのセールスを展開していました。
試飲会の様子(夜の部)

 松倉さんは、オーナー達の日本酒の好みを聞いては、そのタイプに合った日本酒をセレクトし、感想を聞いていました。今回参加した蔵元さん以外の日本酒も用意されていて、それぞれの日本酒の特徴を説明していただきました。

 夕方5時くらいに1回目の(?)試飲会が終わり、夕食前にニセコの温泉を堪能していただき、その後夕食となりました。この日は、案内を出したオーナーの中に、観光協会の会議とダブってしまった人が、何名かいたので夜にもう一度、試飲会を行う予定にしていたのです。 さて食後のコーヒーでも・・・という頃に、夜の部のメンバーが到着!昼の部と同じように、様々な日本酒を試飲してもらっていると、その後何故か昼の部のメンバーも何人かやって来て、はては案内を出していない人まで、噂を聞きつけてやって来てしまいました。(ありがたいことです・・・)   

談笑する参加者(夜の部)

 その後は、試飲会というよりはすっかり飲み会という感じになってしまい、各自の気に入ったお酒を目の前に置いて、秋の夜長を語り明かしたのでした。

 今回の試飲会については、オーナーの皆さんから大変好評をいただき、今年だけで終わるのではなく、来年も継続して欲しいとの意見が多く寄せられました。松倉さんや蔵元さんとも色々話していく中で、来年も第2回試飲会を行うことで一致しました。

 自分は日本酒を飲むけど、お客さんに何を勧めたらよいか分からない。どんな料理にどんな日本酒が合うのか知りたい。北海道の地酒と言われると何があるか分からない。そういうオーナーさんが多かったのではないかと思いますが、今回の試飲会で、日本酒に対する様々なイメージが、大きく変化したのではないかと思います。様々な日本酒の味わいとその種類の豊富さに驚きを隠せませんでした。この会が今年だけでなく、来年も継続していくことを願って止みません。

 最後に、今回この試飲会にご協力いただいた「銘酒の松倉商店」(札幌市)・「美の川酒造」(新潟県長岡市)・「福光屋」(石川県金沢市)・「小林酒造」(北海道栗山町)の各位に心よりお礼を申し上げたいと思います。
左より松倉さん・土本さん・自分・品野さん・松本さん


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