ぽん酒の話 その6

石川県金沢市 福光屋!
福光屋の杉玉 3泊4日の日程で、石川県周辺へ旅行に行ってきました。3日目の昼から金沢市にある福光屋さんへおじゃましたので、そのときの様子をレポートします。
 福光屋は、石川県で一番大きな蔵元で、主銘柄は「福正宗」ですが、「加賀鳶・黒帯・風よ水よ人よ」などのブランドも送り出しています。吟渓で食前酒で出している「つぼみ」も実は福光屋さんのお酒なのです。規模的には、全国で35番目くらいの蔵元です。ただ、この規模で全量が純米酒以上というこだわりを持った蔵元でもあります。仕込が始まり忙しい最中ではありましたが、以前吟渓で試飲会を行ったときにいらしてくださった営業の品野さんに蔵を案内していただきました。

仕込水


 約束の時間より早めに到着したので、1階のSAKE SHOPで「酒蔵の水」を飲みながら酒造りのDVDを見て、待たせてもらいました。
 始めに集会室のようなところで、説明を受けてから白衣に着替え、帽子を着用していよいよ蔵の中へ・・・





仕込タンク 仕込タンクの数は60本。10月の下旬から今年の仕込みは始まっているらしい・・・ 
 発酵が始まってまもないタンクは、まだ酒米の粒が残っていて、味は甘くて糖分がたっぷり残っている感じです。時間が経つにつれ、糖分が減りアルコール度数が高くなり、ツンっとお酒の香りが華やかになります。




昔の仕込み用の木樽 現在の仕込みのタンクは、ステンレス製やホーロー製のタンクです。昔は右の写真のような木樽で仕込まれていましたが、清掃や維持管理が難しいのと、樽を作る職人さんがいなくなってきているので、ほとんど使っていないのが現状です。この樽も年に何度か仕込んでいるそうですが、樽に付いている麹菌が悪戯をしてして、時には面白いお酒が出来上がるそうです。ステンレスやホーローでは、品質を一定に保つことができますが、そういう面白みは無いのですね。


至福の時! 最後に搾りたての原酒生酒を2種類(純米酒と純米大吟醸)試飲させていただきました。もろみを搾ったばかりの蔵元でしか飲めない貴重なお酒です。爽やかな酸味とすっきりとしたこの味はいつ飲んでも感動もの! 上槽機(お酒を搾る機械)から流れ出てくるホースから直接グラスに注いでもらったのですから、紛れも無い純粋の生酒です。この搾りたての原酒を火入れしたり、アルコール度数を調整して瓶詰めされるお酒が出来上がるわけですね。



試飲用のお酒



 見学を終えて、集会室へ戻ると製品になった福光屋さんのお酒を何種類か試飲させていただきました。黒帯や加賀鳶などを飲ませていただいて、本日の締めくくりです。





      
  仕込水を汲みに来ていた一般の人       蔵の入り口               出荷を待つお酒




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